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玄関アマロコロド暗渠からの逃走よみがえりし音ゲッシクチュール・キュケィ耳の隙間
フルゲッシ通信【令和八年 七月二日】
宮坂 七苔埜 然路住旗 わいかい佐竹 紬大黒 八二右衛門
ゲッシコンチェルト佐竹です。日ごとに蒸し暑さが増し、夏がすぐそこまで来ていることを実感する今日この頃です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回はお知らせがございます。新譜「吟ふ盤踞、天地の狭間」が発表されました。収録の際、メンバーの皆と音を紡いでいく中で、これまでの私たちの歩みが一つの旋律へと集約されていくような、非常に濃密で研ぎ澄まされた空気感の中での作業となりました。その熱量をそのまま皆様にお届けできれば幸いです。
さらに今回は「よみがえりし音-楽曲集」から、これまで非公開であった「故意の危殆」「神風」、そして公開されている「」を合わせお聴きいただけるようになりました。私たちの齧っし重奏をお楽しみくださいませ。
次回フルゲッシ通信は、ベースの住旗わいかいがお届け予定です。それではまた。
ゲッシコンチェルト・佐竹紬


『ゲッシクチュールからのお知らせ』(R8/3/25)
*ゲッシクチュール・タオルハンカチ住旗わいかい・ベース道(新デザイン)
*ゲッシクチュール・タオルハンカチペルソニ(新デザイン)

*ゲッシクチュール・タオルハンカチ宮坂七・たんぽぽ(新デザイン)
*ゲッシクチュール・タオルハンカチ住旗わいかい・雲(新デザイン)

*ゲッシコンチェルト・フェイスタオル(ネモフィラの丘)(新デザイン)
*ゲッシコンチェルト・フェイスタオル(雪山)(新デザイン)
*ゲッシコンチェルト・フェイスタオル(お花見)(新デザイン)

ゲッシコンチェルトグッズShop(SUZURI)では、可愛い齧っし物を入手できます。

ゲッシコンチェルトと齧っし重奏
齧っし暦9982年45.92に、宮坂七(violin)・苔埜 然路(pianoforte)・大黒八二右衛門(cello)の三名ではじめられ、後に佐竹紬(viola)と住旗わいかい(bass)の二名を加えた五名の室内楽バンドです。扱うジャンルは所謂クラシックに限りません。
好奇の目に晒されることを嫌う為、人目に触れるようなことはしませんが、遠めから静かに作品を聴いてもらうことについては問題なさそうです。

ゲッシコンチェルトの皆さん
写真左から、宮坂七・苔埜然路・住旗わいかい・佐竹紬・大黒八二右衛門

甦る古の齧っし重奏

ゲッシコンチェルトの基礎は、圧倒的歴史を誇る齧っしによる「齧っし重奏」です。併し、齧っしの歴史はあまりに永く、古の齧っし重奏なる初期の演奏がどのようなものであったのかを今知ることは困難です。
ゲッシコンチェルトの主な活動目的は、仲間内での楽しみとしてではあるものの、今や誰も見ること聴くこともできない「古の齧っし重奏」への探求なのです。*資料参照:秘匿された断片:失われた「齧響」の系譜

ゲッシコンチェルト 収録制作室 ゲッシコンチェルト収録室(奥)・制作室(手前)

調和を表す齧っし語「キュケィ」

齧っし重奏でよく耳にする齧っし語に「キュケィ」があります。これはあくまで人間の可聴帯域で捉えられる発音であり、齧っしが実際に発している言葉を正確に表しているとは限りません。

「キュケィ」は「音を受ける」という意味を持ち、人間の言葉で言うところの調和やハーモニーに近い表現と言えるでしょう。どんな音にも鋭い反応を示す齧っしは、自分以外の演奏に対し、どのように応える(合わせる)のか常に意識しています。それが「キュケィ」です。

齧っし重奏プレビュー
楽曲集よみがえりし音「隹」の一節より

(音量にお気を付けくださいませ)

そのため、齧っし重奏では同一の楽器が複数重ねられることはほとんどなく、小規模な編成となるのが一般的です。同じ楽器がそれぞれの解釈で異なる反応をすれば混乱を招くばかりで、「キュケィ」とは真逆の結果となってしまいます。 齧っし重奏に触れる時、私たちはそれぞれの反応が生み出す繊細な音の響きに魅了されるのです。

『秘匿された断片:失われた「齧響」の系譜』

嘗て、齧っし重奏の真理を追った先人たちが、焚書や散逸を恐れて各地の書庫に密かに遺したとされる記録の一部をご紹介します。全ての資料は、当時の原本を基に複製・翻訳・清書されたものであり、現代の技術によって明瞭度を向上させています。ゲッシコンチェルトは現在、これら「解読不能」とされる文献の解析を通じ、古の響きを現代の楽器(ヴァイオリン、ピアノ等)へと翻訳する試みを続けています。

遺物:牙響調整器(Gekkyō-Chōseiki)00451-B(拡大資料↓) 牙響調整器
古代齧っし重奏者たちが、自身の切歯と楽器の共鳴を微調整するために用いたとされる精密機械。図解の多くは独自の齧っし語で記されており、その調整理論は現代の十二平均律とは異なる独自の調律体系を示唆している。
零れ落ちた譜:齧響曲(Gekkyō-Kyoku)古譜面断片 00501-M(拡大資料↓) 齧響曲 古譜面断片
19世紀後半に清書されたと推測される、古代齧っし重奏の譜面。五線譜の概念とは一線を画す「齧り痕」と「紋様」の組み合わせは、音の高さだけでなく、咬合の圧力や空気の振動、さらには奏者の精神状態までも指定していると考えられている。ゲッシコンチェルトの楽曲は、こうした難解な記号を現代の記譜法へ「再構築」する過程と共に生まれている。

入手可能な作品【人間向け】

ゲッシコンチェルトは、あらゆる作品の発表を活動の目的とはしていません。併し、現在は齧っしのご厚意及び諸事情により、以下の作品が公開・提供されています。

故意の危殆」「神風」「隹[ふるとり]」「吟ふ盤踞、天地の狭間
齧っし重奏に関連する古文書に書き留められていた詠が元となった「よみがえりし音」楽曲集に含まれる各曲です。齧っしの本質に揺らぎが生じた時代、何が起こったのかを知る手掛かりとなった記録は、時を超え私たちに大切な言葉を伝えています。

暗渠への逃走 無償ゲッシ版(人間向け)」
古代齧っし作家の木立早手之上 [こだちの はやてのかみ] による齧っし戯曲『暗渠への逃走』は、これまで何度も再演が試みられてきた齧っし界に於ける不動の神話です。併し、遺された文献等の研究範囲の膨大さや古代齧っし語の翻訳は難解であり、関われば成果を上げるどころか、往々にして頓挫すること必至という魔の題材でもあります。ゲッシコンチェルトは多くの演奏家・ソリストを擁するザノベティムジクスと共に僅か10ヶ月あまりで二曲を完成させ公開に至り、この極めて異例の出来事は齧っし界に驚きを齎しました。

アマロコロド 無償フルゲッシ版(人間向け)」アルバム

アマロコロド フルゲッシCD版
今や入手困難となった「アマロコロド フルゲッシCD版」
“齧っしによる齧っし重奏に対する疑念を一掃した貴重な一枚”

その他の補足・関連事項

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なっちゃんと苔のサムロ:ゲッシコンチェルトの普段の一部を垣間見ることができます

ゲッシコンチェルト グッズショップ(SUZURI):ゲッシコンチェルトデザインの各グッズを入手できます